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市販ルータ(IO-DATA)でVPN

投稿日:2016年9月18日 更新日:

ここでは、私の環境下の元で実証した説明方法になります。環境によっては、ここに記載している方法だけではPPTP(VPN)サーバを立てて使用することは出来ません。問い合わせがあっても答えられませんので実施に関しては自己責任でお願いします。

外出先から自宅のネットワークを経由

自宅にネット回線を引いている状態であるならば、市販のルータを購入してVPNサーバを設定する方法があります。私は、IO-DATAのWN-AC1600DGR3を使用しています。

企業で使用するならば、もっとセキュリティの高いプロトコルを選びたいところですが、個人ユースでコストはかけれないので、そこは妥協します。

IO-DATAルータのメリットとデメリット

私は無料ダイナミックDNS機能がついていたことが決め手としてIO-DATAのルータを購入しました。バッファローのルータは昔は無料DNSが使用できたのですが、今は無料で使用できなくなってしまいました。

メリット

  • 市販ルータなので安い。
  • 手軽にPPTPサーバ(VPNサーバ)を立てることが出来る。
  • 無料ダイナミックDNS機能が付いている。
  • 自宅を経由するので、VPNサーバより先のインターネット環境が信用できる。

デメリット

  • セキュリティがL2TP/IPsecで構築するVPNより低い。
  • ひかり電話などを使用している場合、2重ルータになるので設定がややこしい。
  • 外出先の無線LANで必ずしもVPNが使用できるとは限らない。

無料ダイナミックDNS
通常、家庭用インターネットのIPアドレスは接続のたびに変わってしまいます。ダイナミックDNSを使用することでIPアドレスが変わっても自宅に設置したVPNサーバに接続することが可能になります。

それでは、次回以降にIO-DATAのルータを使用したVPNサーバの設定の解説をしていきます。

 

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